「君子は和すれども同ぜず。小人は同ずれども和せず。」

誰もが知っているような有名な孔子の言葉。
今週のヤングマガジンのセンゴクという戦国時代を背景にした漫画の中で出てきてました。

毛利元就は有能であり、勇猛な武将だけれども、幼少期は感情を表に出さず、ある家臣に「主君になるような器ではない」と追い出されて育ち、大人になって当時主君であった兄が毒殺?死亡し、甥っ子の幸松丸も急死したのもあり、戦で成果をあげて認められたのもあって主君になり、自分を追い出した家臣を許したように見せかけて自分に尽くさせ、じっくりと時間を掛けて自分の地盤を作り、そののち昔自分を追いやった家臣一族を粛清したというのが紹介されてました。

話がちょっとそれましたが、「君子は和すれども同ぜず。小人は同ずれども和せず。」をいろいろなサイトで調べてあると大筋では同じようなことを書いてありましたが、微妙なニュアンスが違うため、自分なりにいろいろサイトを見て解釈して以下に例えを書いてみました。

たとえ話で表現させてもらうと、Aさん、さん、Cさんという同じ立場の同僚がいて、
社内でひとつの仕事の進め方について話している想定です。

1.「小人は同ずれども和せず」のパターン

Aさん:今度の仕事は戦略的なところをじっくり考えるより、スピード重視で進めていこう。その方がいいよ。
Bさん:そうかなぁ?もっと戦略的なところをじっくり考えるべきじゃない?
Aさん:今回はスピート重視がいいって!締切も迫ってるしさ。
Bさん:(えー、じっくり考えないと意味がないんじゃない・・・・?)
    分かった。じゃあ君のいうように進めていこう。
    (どうせ後で何かあっても責任は言いだしっぺのAさんに取らせればいいから、Aさんの言う通りに進めるか)

2.「君子は和すれども同ぜず」のパターン

Aさん:今度の案件は戦略的なところをじっくり考えるより、スピード重視で進めていこう。その方がいいよ。
Cさん:そうかなぁ?もっと戦略的なところをじっくり考えるべきじゃない?
Aさん:今回はスピード重視がいいって!締切も迫ってるしさ。
Cさん:うーん・・・。じゃあスピード重視がいいっていうのはどういうメリットがある?
Aさん:とりあえずリリースしてからユーザーアンケートを実施してアンケート結果に基づいて改良した方が、
     てっとり早くて実用的だと思うんだよね。
Cさん:(なるほど。それも一理あるな。じゃあ今回はそれでいくか。)
     分かった。じゃあそれでいこう。ただ、戦略的なところも必要になってくると思うからリリース後に
     ユーザーアンケートの結果を見てから戦略的なところも同時に考えていこう。

という感じです。
※例の中に多少ツッコミどころもあるかと思いますが、ツッコまれても華麗にスルーさせていただきます。(ぇ

1のパターンは同意したように見せかけて、実は非協力的な人になってしまっているBさん。
ハッキリ言ってAさんにとっては味方の中に敵がいるようなもんです。
Aさんの考えが失敗したときは「そらみたことか」と反旗を翻すか、知らんぷりをして逃げていくのが目に見えてます。
こんな関係悲しすぎますが、世の中では往々にしてあることですね…。世知辛い世の中です(涙)

2のパターンではCさんはAさんの言うことをきちんと理解したうえでAさんの意見に納得し、かつ、
自分の意見も伝えておくという考え方になっています。Aさんをバックアップしていこうという態勢が表れていますね。

孔子はBさんのような人を小人(=器の小さな人)という言葉で表現しています。
自分がAさんの立場だったらCさんのような人を同僚に持ちたいし、
逆にAさんの同僚の立場だったらCさんのようになりたいですね。

あと、補足するとすれば、このやり取りをする前のAさんBさんCさんの人間関係も非常に関係してくると思います。
Aさんが社内のみんなから嫌われるタイプの人であった場合、Cさんのように協力的な人は出てこないかもしれません。
その辺りに関しては自分の日常の態度次第になってくるので、常日頃から気を付けたいものです。

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