MT-25のオイル交換に必要なもの

MT-25のオイル交換に必要なものは以下になります。

オイルフィルターは交換しない場合 ※オイルは1.8リットル必要

  • オイル10W-40 4サイクル用2本 今回はYAMAHA純正のYAMALUBE STANDARD PLUSを使用
  • ドレンボルトワッシャー内径が12mmのもの(厚みは純正だと1.7~1.8mm、外径は細くても問題ないのですが純正サイズは20mmだったはずです
  • 廃油処理用のボックス
  • ペーパーウエス ※オイルが付着したパーツを吹いたり、こぼしたオイルを吹くための紙

フィルターも交換する場合 ※オイルは2.1リットル必要

  • オイルをさらにもう1本1リットル単位で売っていることがほとんどなので0.9リットルは余ります 涙
  • オイルフィルター
  • オイルフィルターレンチ

オイル

ヤマハ(YAMAHA) 二輪車用エンジンオイル ヤマルーブ スタンダードプラス MA2 10W-40 4サイクル用 1L 90793-32159
1本1,100円位でお手頃な価格をオイル交換だけの人は1.8リットル、オイルフィルターも交換する人は2.1リットルになるのだそうです。
※ここがクセモノなのですが、0.1リットルのために1リットル買わないといけないというジレンマ。悔しいです(涙

YAMALUBE STANDARD PLUS

オイル用じょうご

エーモン オイルジョウゴ 伸縮式140~270mm 8805
オイル缶からオイル給油口に直接は割と難しいので、じょうごは必ず用意した方がいいです。ホームセンターでオイルを買うと可動式のじょうごみたいなものが無料で売り場に置いてあったりします。

ペーパーウエス

SCOTT ラグズ ホワイト ロール 55カット 65800
もしくはSCOTT(スコット) プロショップタオル ライトデューティ 60枚 (手軽に持ち運びができるロールタイプ) 65720
こちらはキッチンタオルに似た紙でできたものです。なぜこれが良いかというと、ティッシュなどでパーツを拭いてしまうとホコリが付着したり混入したりするためです。ウエスはホコリが出にくいように作られています。エンジンにホコリは大敵です!

ドレンボルトワッシャー

デイトナ バイク用 ドレンワッシャー M12 厚さ1.7mm ドレンボルトガスケット 3枚入り 95395
これとは違うもの買ってしまいましたが、外径や材質ははこっちの方がよいみたいですのでこちらをおすすめ。最初からこっち買っとけばよかった…。ホームセンターでも内径が同じ12mmであれば何でも良いようです。できれば内径12mm、外径は20mm以上、厚みは1.7mm以上が純正に似ていて安心です。四輪自動車の整備士をしている兄に聞いてみたところ、外径が細くても一応大丈夫ということでしたが、安心したいなら外径は純正サイズ以上(MT-25の場合、ドレンの口が平坦なので純正よりも外径が大きくても大丈夫です)

オイルフィルターも交換するのであれば以下の2つも購入しておきましょう。

オイルフィルター

デイトナ バイク用 スーパー オイルフィルター ホンダ/ヤマハ/カワサキ系 CB1300SF(SC54) 等 67926

オイルフィルターレンチ65mm

ESCO (エスコ) オイルフィルターレンチ EA604AJ-2 差込角:3/8インチ×サイズ:65/67×実内寸:63.5/65mm 1個 1セット

1)オイル交換前は数分暖気をしておくとオイルが温まってスルッと出てきやすくなりますので暖気をしましょう。

2)アンダーカウルを外します。MT-25はオイルフィルターがむき出し的についているのでこういうカウルがついてるんでしょうね。

3)ドレンボルトを外すときは廃油処理用のボックスを排出口の下に持ってきておいて、ドレンボルトが行方不明にならないように気にしながらドレンボルトを緩めましょう。ドレンボルトが下向きのバイクもありますが、MT-25は前向きについてるのでとても作業がしやすいです。ドレンボルトは緩めるときは下から上に引き上げるようにレンチを回します(基本的にネジは正面から見たときに「の」の字の逆に回すことで緩みます)。ある程度緩んだら手で回るはず。

4)ドレンボルトが外れるとオイルがドバっと出てきます。熱いので注意しましょう。ドレンボルトが廃油の中に落ちても焦らずに、後で火ばさみとか菜箸で取りましょう。

5)車体を左右に揺らしたりして最後までオイルを絞り出します。さらに、自分は購入したオイル量に余裕があるので100mlくらい流し込んで新しいオイルで古いオイルを押し出したりもしました。

6)オイルフィルターを変える人はドレン側からオイルが出てくるのが収まってきてからフィルターレンチ(65mm)を使って外します。外すときにこちらもオイルがドバっと出ますので注意してください。

7)ひとしきりオイルが抜けるのを待ちます。

8)オイルがほぼほぼ抜けたら、少し車体を傾けたりゆすったりして残りを出します。

9)オイルが余る状況だと思うので、さらに古いオイルを押し出すために新しいオイルを上から流し込みます。

10)新しいオイルで古いオイルを押し出している間にドレンボルトのワッシャーを交換しましょう ※ワッシャー自体は高いパーツでもないので必ずオイル交換時に変えておいた方がトラブルは少なくなると思いますのでぜひ変えましょう。

11)ドレンボルトを車体に付けます。ボルトを締め付ける際のトルクなどを間違えないように気をつけてください。トルクレンチを使わずに締め付けてバイクを壊す人がたまにいますので必要以上に力一杯締めて壊さないようにしましょう。
※ドレインボルトはM12のボルトで、締め付けトルクは20Nmとなっているようです。トルクレンチがない人はある程度力は入れるけれど、ギューッと強い力を掛け続けない程度にしましょう。少しずつ様子を見ながらクックッと力を入れる程度にしておくとよいと思います。

12)フィルターを取り付けます。新品のオイルをウエスに付けてからフィルターの縁にオイルを馴染ませてから取り付けるとよいです。こちらも締め付けトルクを間違えないように(オイルフィルターは17Nm)気を付けてください。

13)アンダーカウルを取り付ける前に漏れがないかを確認します。まずは100ml程度オイル給油口から流し込み、ドレンボルトやフィルターからオイルが滲んだり、流れて来ないかを確認します。

14)数分置いて大丈夫なことを確認した後、規定量のオイルを入れましょう。(オイルフィルター交換なしは1.8リットル、交換ありは2.1リットル)
2.1リットル入れる場合の最後の100mlは自分でなんとなくで入れましたが、丁寧に測りたい人は100円均一ショップで計量カップを買っておいてもいいかもしれません。

15)すべて入れ終わったらエンジンを掛けて様子をみましょう。エンジンを掛けて様子を見る間に廃油処理ボックスや道具などを片付けたり。

16)問題無いようだったらエンジンを切って、数分してから車体の右側に立ち、ハンドルを持ちながら車体を垂直に立ててオイルゲージ窓を見て適正量が入っているかを確認してください。FとLの間に来ていれば大丈夫です。FはFull、LはLowとのことです。

以上で完了!お疲れさまでした。

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