Feiyu Tech α2000をレビュー

先日、一眼レフ用3軸ジンバルFeiyu Tech α2000を会社用撮影機材として購入してもらいました。そのレビューをしていきたいと思います。

Feiyu Tech α2000 3軸ジンバル

早速開封して一眼レフを乗せて撮影してみようと思うのですが、まず開封すると、説明書が英語か中国語しかありません。これは日本人のユーザーにとってはちょっとデメリットかと思われます。一応英語はそれなりに分かるので、部品の名称などから大体は理解できました。取り付け方法などは、YoutubeやWebで検索してなんとか理解できました

Youtubeの方も微妙に取り付け説明を端折っていたりするので、なかなか細かく丁寧な説明の動画がありませんでしたが・・・。こちらは後日まとめたいと思います。

3軸ジンバル Feiyu Tech アルファ2000

では、早速使ってみて感じたメリット、デメリット等を以下にまとめました。

一眼レフ3軸ジンバルのメリット

  1. ジンバルの良さはなんといっても手ブレがなくなる
  2. スムーズかつ一定の速度でパン(水平移動、垂直移動など)できるため、レールを敷いて撮影しているかのような動画を撮ることができる

一眼レフ3軸ジンバルのデメリット

  1. 毎回一眼レフを乗せてセッティングするのに時間がかかる(私の場合、少なくとも3~5分程度はバランスを取るのにかかっています)
  2. ケースがスポンジでキッチリ型に収めるため、撮影後の片付けがやや面倒(毎回きちんとパーツをバラして片付けなければいけません)
  3. 撮影中は常にジンバルがバランスを取っており、一眼レフのフォーカスリングを触れないため、途中でピント(焦点距離)が変えられないので撮影の自由度が低い(ピントは一定のみ)
  4. 片手持ちの場合、一眼レフの重さによっては腕にくる。片手で支えるには重すぎる。両手持ちハンドルでも同様に結構重くて、長時間はツラくなる
  5. 両手持ちの場合、撮影場所が狭い場合にはゴツゴツ当たって使いづらい(場合によっては畳んで対応が必要)

現在の問題点

片手で持って撮影中にジンバルが震えだす。 ※これはかなり致命的なので原因を調査しようと思います。

総評

仕事できちんと撮影したい人(ビジネスユース)には必須アイテムといっても過言ではありません。ジンバルの効果は絶大です。人が持って歩いたり、走ったりして撮影すると通常では上下にガクガクするはずが、ヌルヌルスーッとレールの上を走っているかのような動画になります。(ただし、完全に手ブレがなくなるわけではない気がします。設定次第かもしれません。)

ただ、家族の撮影などプライベートで使うかというと使わないだろうなという面倒さがあります。毎回5分も機材準備に時間をかけていたら、観光地などで家族から白い目で見られ、早くしろと言われてしまいそうです。また、撮影中のズームができない点が家族を撮影するうえで致命的です。子どもと出掛けての撮影だったり、運動会などを撮影するのであれば、そこそこの画質や手ブレ補正があるハンディカムのカメラを使う方がいいです。

私はNikonD7000を使用しており、動画撮影ではオートフォーカス機能があるのですが、ピントを合わせるたびに毎回、ボケる→ピント合う、ボケる→ピント合うを繰り返すので、仕事ではあまり使えないデータになってしまいます。

片手持ちハンドルバージョン Feiyu Tech α2000 7万円くらい(2018年8月現在)
両手持ちハンドルバージョン Feiyu Tech α2000 8~8.7万くらい(2018年8月現在)

ファミリーユースでは、今どきはiPhoneでの撮影でも十分にキレイですし、アクティブトラッキングも簡単にでき、価格も断然安いDJI社のOSMO MOBILE2(オスモ モバイル)がいいかもしれません。僕はたぶんこの夏中にはOSMO MOBILEを家族撮影用に買います。
DJI OSMO MOBILE2 16,800円くらい(2018年8月現在)

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