1.きちんとデザイン設計がされておらず、余白の取り方に統一性がない
要素のパターン化や要素同士の間隔を定義しておらず、余白の取り方がマチマチになっていることで、デザインの整合性や統一性が損なわれてしまっている。
2.写真のトリミングで見せるべきポイントを押さえた構図になっていない
写真には必ず見せるべきポイントが存在するが、その見せるポイントにレイヤーを重ねてしまって肝心なところが見えなくなってしまったり、撮影者の意図と異なる見せ方やトリミングにしてしまっている。
3.配色の知識がなく、色の統一感がない
なんとなくで色を選んでしまっており、同一色相配色、トーン・オン・トーン配色、ドミナント・カラー配色、中差色相配色など配色の基本を理解できておらず、配色のパターンに統一性がない状態になってしまっている。
4.文字サイズがバラバラできちんとレベルの設計がされていない
見出しの文字サイズ、本文の文字サイズ、注釈の文字サイズがそれぞれルール化して定義されておらず、ページごとに見出しのサイズが違っているなど統一感がなくい状態になってしまっている。
5.デザインがコテコテな印象や極端に薄い印象になっている
どういったデザインかにも依りますが、背景は濃いベタ、薄いベタを交互に繰り返して配色にリズムをつくったりすることが多いが、コンテンツの背景や見出しの背景などに色の濃い領域を多くし過ぎてどの領域も濃すぎるため、バランスが取れなくなっている。バラエティ番組でいうところのキャラの渋滞。逆に、色の薄い領域ばかりになってしまってインパクトに欠ける場合もある。
6.自分の今持っているデザインの引き出しだけで、良いデザインができると思っている
世の中の大半のデザインは流行り廃りがあるが、普段からデザインリンク集等で優れたデザインを見て吸収していないため、気付かぬうちに古臭いデザインをしてしまう。自分の引き出しの狭さに気付かずにいつも同じようなデザインに偏ってしまう。