Web業界の転職で失敗する人の特徴

僕自身の体験からですが、Web系の職種で年齢が上がってから転職をたびたび重ねる人で失敗している方の特徴(傾向)があります。
※失敗している人というか採用担当者から見れば『地雷』となっている人です。

  1. 人の意見や価値観を尊重せず、「こうした方がいいですよ」というアドバイスを突っぱねる。(自分のやり方だけに固執している)
  2. 他者からのアドバイスを自分への批判と勘違いして噛み付いたり無視したりする
  3. Webの新しい概念や言葉を受け入れられないまま、古い言葉を使っている
  4. 絶望的にその場の空気や話の文脈が読めない
  5. 修正指示や企画書を書いているうちに、何が言いたいのか自分でも分からない資料になっている。話の本筋が通っていない。

1~2番目は社会人として一番の問題となる部分ですね。改善させるために話をしようとしても聞かない人は本当に絶望的です。他人からの刺激による成長や改善の兆しが見込めないので。ときには自分を疑い、他者の声に耳を傾けることが大事だなと反面教師になりました。笑

3番目は恥ずかしくて打ち合わせに同席させたくないレベルの話。

4番目はクライアントとの打ち合わせの話の流れから、「今言うとかえって混乱させてしまうかもしれないから、今伝えるのはやめておこう」という判断ができないなど。

5番目は修正指示なのか、ページの構成案なのか、指示と構成をぐちゃぐちゃに記載してしまって入り乱れてしまうことで、作業者が理解不能になってしまうなど。
また、企画書では「あれも、これも入れよう」といっぱい考えて付け足し付け足しで増やして、最後に全く整理をしない状態で、「で、結局この資料は何が言いたいの?」とクライアントもハテナマークが浮かんでしまうなど。

これらは実際に遭遇した方々の話です。どれか一つでも心当たりがある方はすぐにでも改善しないと自己の成長が望めないですし、意識的に変えていく必要性があります。

本当に実力があってキャリアアップしている人材も多いデジタル業界ですが、中にはこういった基本すら押さえられない人も多数いるのが現実です。本当にいい人は既に企業の中枢を担っている事が多いので、年齢を重ねられた方はこの5つのポイントを意識して、こういった状況に自分が陥っていないかを省みてはと思います。それだけで『会社として必要な人材』と会社幹部に思ってもらえるのではと思います。

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