リーダーのあるべき姿、重用した方がいい社員の傾向、ビジネス上の生き方など

某まとめ系YouTubeチャンネルであっていた話題で個人的に面白いなと思ったのでトピックをメモがてらまとめてみます。中国の韓非が書いた「韓非子」という書物にある内容だそうです。

ちなみに最近の自分はリーダーにはなりたくないタイプで、最近の仕事に対する意欲は低めです。

「大智は愚の如し」

優れた大人物は知識をひけらかさないため、一見すると愚かに見な人物に思われる。人の上に立つ者はどれだけ知識があっても知識をひけらかしてはいけない。
相手に語らせ、相手を観察するのである。リーダーが自分の知識を表に出さなければ、周りの者達は自ら学ぶようになる。

どれだけ勇気があっても、決して自らが奮い立ってはいけない。自分以外のものに役目を与え、組織を活気づけて組織の力を高める。優れたリーダーはどうすれば組織を安定的かつ持続的に成長させられるかに主眼を置いている。

「信賞必罰」

賞罰にいい加減だといけない。功労者には褒美をしっかりと与え、良くない事をした人には必ず罰を与える。

私情で「この人は嫌いだから評価を低めにしよう」と考えてしまうと「この会社は私情で評価する会社」だと思われてしまう。功労者には立場など関係なく、しっかりと褒美を与えないと「頑張っても評価をしない会社」だと思われてしまう。

「適材適所」

各人の能力や適正にふさわしい仕事を与えれば、リーダーは特別なことをしなくてよい。
『モルトケの法則』19世紀に活躍したビスマルクの参謀の提唱した法則
会社には「能力が高い」「意欲が高い」「能力が低い」「意欲が低い」人材がいて、社長として重用した方がいい社員のは以下の順番だそうです。

1位:能力が高く、意欲が低い人材
2位:能力が低く、意欲が低い人材
3位:能力が高く、意欲が高い人材
4位:能力が低く、意欲が高い人材

それぞれ解説を記載します。

1位:能力が高く、意欲が低い人材

私利私欲に囚われないため、組織が求めるゴールに向かって淡々とハイレベルな仕事をしてくれる。
【個人的感想】Appleのスティーブ・ウォズニアック氏がこれに近いのではと感じました。(スティーブ・ジョブズ氏がつくりたいものをつくっていたあたり)

2位:能力が低く、意欲が低い人材

組織に重大な損失をもたらす危険性が少ない。能力や意欲がなくてもできる仕事を任せやすい。自分の色を出したがらないので柔軟な配置ができる。スキルアップすれば化ける可能性もある。
【個人的感想】コツコツ型は大器晩成の可能性も高いと思います。

3位:能力が高く、意欲が高い人材

能力も意欲も有り余っている人材に一度権限を与えると暴走して手がつけられなくなる可能性があるため、扱いにくい。能力や意欲の平均値が高い環境に身を移したり、個人プレーの仕事に就いたり、自ら組織を作ったりするべき。
【個人的感想】この傾向の方は大手企業の優秀なプレイヤーになったり、自分で社長になるべきかなと思います。

4位:能力が低く、意欲が高い人材

実力もないのに富名声権力に対する欲望が人一倍高い人に任せると組織は壊滅的な被害を受ける。
【個人的感想】権利ばかりを主張して仕事のうえで成果を残さない人材に多い傾向に感じます。自分に心当たりがある部分も無くも無い気が(遠い目)

【個人的総合的な感想】
自分の能力を量るのは難しいなと感じます。正直、自分が能力が高いとか低いとか分からないのでどれに当てはまるかは判断できません。他者(上司)が判断するものかなと思います。優秀でありたいとは思うけど、自分をあまり優秀だとは思えない自分もいる。自己肯定感低めなので。

自分のやるべきこと、相手がして欲しいこととやって欲しくないことを理解する

自分が代わりにやってしまった方がいい場面があるかもしれないが、誰かの責任範囲に軽々しく介入してしまうと、人によっては「善意を押し付けられた」「恩を着せられた」「顔を潰されて恥をかいた」「成長の機会を潰された」などと恨みをかう危険性が高い。良かれと思ってやることが誰かの気持ちを踏みにじり、どんな結果を生むのかをよく考える必要がある。

【個人的感想】善意とはいえお節介は良くないなと思いたる節がたくさんあり、個人的にとても反省しています。配慮のない善意をたくさんしてきた心当たりが…。

説得における大切なことは、何よりもまず相手をよく知ること

説得するということは、自分が伝えたい内容を正確に理解することでも、上手に説明することでもない。伝えるべき相手の心を読み、それに合わせて自分の考えを述べる事が難しいのである。下手をすると「この人は思慮が足りず、話の分からない人間だ」と判断されてしまう。

人間は自分の力を過信し、油断すると「良い提案さえすればきっと相手は納得してくれるだろう」「良い結果を出しさえすれば、きっと相手は評価してくれるだろう」と独りよがりの発想になってしまう。そうならないためには相手が何を求めていて何を求めてないのかをリサーチし、そのうえで相手に働きかけることが重要である。

【個人的感想】最後の段落にドキッとさせられました。提案を考えていて、「自分の中でかなり大量の情報を処理した後に導き出したベストな結果はこれだ」というものを提案しても、「いや、そうじゃなくて」と言われてしまうことがままありました。そのプロセスが相手には伝わらないし、求められていた範囲を逸脱してしまっていたり。非常に心当たりが…ぐふぅ。気をつけよう。

本当に優秀な人は自分の能力を過信するのではなく、誰からでも学びを得ようとする

自分は優秀だから何にでもできると思わず、自分に足りない部分は立場や身分に関係なく、知恵を借りて事を成し遂げる。

【個人的感想】これは幼少期からずっと実践できていると思います。自分の能力が低いと思っている部分と、誰からでも学びを得ようとするハングリーさはあるつもりです。つもり。

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