仕事のできる人の10の特長

これまで20年以上社会人生活を続けてきたわけですが、その中で遭遇した仕事ができる人の特長を列挙して解説してみようと思います。

仕事ができるといっても人の倍以上の速度で仕事をこなせるとか、常にマルチタスクで複数案件を余裕でこなせる能力を持っているスーパーマンということではありません。今回紹介する内容は誰でも明日から実践しようと思えば実践できるテクニックや思考方法、行動指針になります。(私自身、見習って実行に移している段階です。)

仕事ができる人の10の特長

  • 1.連絡が来たときに即答できる内容は即返信する
  • 2.着手前にその仕事の状況を把握して必要な作業内容や作業時間、必要な情報を事前に洗い出す
  • 3.締切日時が設定されている仕事の場合は締切が来る前に提出している
  • 4.締切日時が設定されていない仕事の場合は仮でもスケジュールを立てて、できる限りそれに沿ってこなしていく
  • 5.自分の必要なタスクはカレンダーの予定に日時を入れておいて、その作業時間を必ず確保する
  • 6.自分の必要なタスクで、その日時に作業しないといけないものは必ずカレンダーに入れて自分にアラートを出している
  • 7.一日のTO DOリストを朝一番でしっかりと再認識する
  • 8.疲れているときに重要な仕事や作業をしない
  • 9.どんなにイラっとすることがあっても業務のやり取りに負の感情を出さない
  • 10.仕事の関係者(上司、部下、取引先担当者)の喜ぶことを考えている

1.連絡が来たときに即答できる内容は即返信する

返信漏れを防ぐために、連絡が来たときに即答できる内容は即返信していて、常に自分にボールがない状態を維持することで「処理速度が早い人」「連絡に漏れがない人」と周囲に認識されます。即返信できない内容のメールであった場合は先に「確認します」といった受け取ったことが伝わる返信をしておき、メール自体を「未読状態」にして後から気付けるようにしているなどのテクニックを駆使しています。

2.着手前にその仕事の状況を把握し、必要な作業内容や作業時間、不足情報を事前に洗い出す

忙しくて仕事が回っていない人にありがちなのですが、着手前に仕事の状況を把握していないことが多いです。いざ着手するときになって作業するうえで不足している情報があるということが分かり、それが来るまで着手できないという状況が発生してしまい、結果的にいつまでも仕事が片付かない事が多いです。仕事ができる人は依頼があったときには忙しくても必ず時間を取って、まず内容を把握して必要な作業内容やかかる時間、不足している情報がないかなどを事前に精査しています。

3.締切日時が設定されている仕事の場合は締切が来る前に提出している

仕事ができると周囲から思われている人の大半は、締切日時が設定されている仕事が来るとその締切が来る前に提出しています。前項の2が関わってきますが、それはつまり着手日にしっかり作業に着手できているため、それが可能となっています。

4.締切日時が設定されていない仕事の場合は仮でもスケジュールを立てて、できる限りそれに沿ってこなしていく

締切日時が設定されていない仕事の場合でも自分で仮のスケジュールを立てて進行し、できる限りそれに沿って処理をしていきます。自分でスケジュールを立てることでペース配分が管理できるため、締切ギリギリに焦らなくてよいように、最初~中間~終盤の各期間でペースを調整することで確実かつ安定的に仕事をこなしています。

5.自分の必要なタスクはカレンダーの予定に日時を入れておいて、その作業時間を必ず確保する

仕事のできる人はツールを上手に使っています。カレンダー上で作業時間を先に確保することで「絶対的にその時間はこの作業に没頭する」と決めています。

6.自分の必要なタスクで、その日時に作業しないといけないものは必ずカレンダーに入れて自分にアラートを出している

仕事の中にはその日時に作業しないといけないもの(●月●日~▲月▲日に提出しなければいけないなど)その日時になると自分にアラートを出すようにカレンダーを駆使しています。

7.一日のTO DOリストを朝一番でしっかりと再認識する

仕事のヌケモレが多い人にありがちなのは、自分が処理すべき事の棚卸しができていません。仕事ができる人は毎朝その日にするべき仕事を洗い出して優先順位をつけ、確実にこなしています。
※そのタイミングが毎朝でないにしても締切が決まっていたり、即座に対応しておかなければいけない仕事はメモをしっかりと取っておき、一日のうち数回はTO DOリスト化とその優先順位を決めるタイミングを設けています。

8.疲れているときに重要な仕事や作業をしない

一日の終りに「これをやっておかなきゃ」と疲れ果てた状態で上長に提出物を出して間違いを指摘される人も多いかと思います。疲れている状態はどうしてもチェックがあまくなったり、「まぁいいか」で提出してしまいがちです。仕事ができる人はそれが命取りになることを知っています。疲れているときは「提出の準備」までにとどめておき、翌朝出勤して元気なうちに再度入念にチェックして提出しましょう。

9.どんなにイラっとすることがあっても業務のやり取りに負の感情を出さない

仕事ができる人は「負の感情での発言が、周囲からあなたへのビジネスマンとしての評価を急激に下げる」ということを知っています。部下の間違いがどんなにイラッとしても、我慢して優しく伝えたり、時に論理的に強めに諭すこと(絶対に感情的になってはいけない)が重要です。こういったおこないが巡り巡って自分への評価を高めてくれる可能性があることを理解しています。

仕事のできる人は仮に部下のミスで上長に怒られたとしても、「チェックで発見できなかった自分の落ち度」を冷静に分析して再発防止策を考え、部下としっかりコミュニケーションを取って解決に導きます。

10.仕事の関係者(上司、部下、取引先担当者)の喜ぶことを考えている

私が仕事ができる人に対して「ここが一番凄い!」と感じたのが、業務上関わる範囲の人に対して相手が喜ぶ行動ができていることです。

具体的にどういうことかというと、取引先の担当者からの指示内容が本来10なければならないうちの1~2しかなかったとして、1~2の情報から推察して10以上の情報を導き出し、「こういう要件でよろしいでしょうか?」と提案してスムーズに仕事をこなしていました。

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