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地方移住で失敗する人と移住で成功する人の傾向

東日本大震災以降、東京から飛び出して地方都市に移住したいという人が増えたように思います。しかし、移住してみたものの、仕事が無かったり、移住先に馴染めなくて結局戻っていく人が絶えないのも、また事実。

僕が知っているのは福岡のWeb系やシステム系の業界にはなりますが、知っている範囲で、その成功と失敗について自分なりの解釈を交えてお伝えしてみたいと思います。

移住でまず一番大事なのは収入、仕事

収入がなければ移住しても当然生活していけません。僕の携わるWeb業界では東京の仕事量や仕事の質には福岡では到底かないません。まず、案件量については福岡は東京の10分の1以下と考えてもらって構いません。

月の運用費に10万が出せる(出す気がある)企業は15パーセント程度(僕の経験からの感覚値です)と思ってください。地方では15〜18万あれば人が1人雇えますから、「そんなにWebにお金かけるなら、本業で人を雇うわ!」って言われてしまいます。それくらい、Webの運用更新に月10万以上出せる企業は限られます。

また、東京では分業が進んでいるため、ディレクターはディレクションだけというのが当たり前かもしれませんが、地方都市ではオールラウンダー、つまり制作スキルも必ずと言っていいほど制作会社では求められます。福岡でもディレクターがディレクションだけで給料をもらっているところはまだまだ少ないと思います。

これまでの取引上、福岡市内の大手代理店の方と多数面識がありますが、ディレクション費を乗せてるとクライアントから「この見積もりの項目はなんだ?」とツッコまれるので、コーディングとかデザインとかスクリプト実装とか他の項目に水増しして出してくださいと言われたことが複数あります。

そのため、ディレクターという職種では地方都市の転職はかなり難易度が高いと考えてください。

かといって、デザイナーやコーダーでも安心はできません。東京の時と同じ収入は望めないと考えておいてまず間違いはないかと思います。僕の感覚値では、東京で手取り38万くらいもらっている人は30万いかないくらい。25〜30万くらいかと思います。よほど能力があれば話は別かもしれません。大半の方は、生活水準を下げたくなくて給料が下がるのは嫌だと諦めます。

また、仕事の面で、地方都市では「地方の企業の予算感で、どれほどのことがやれるのか?東京では潤沢な資金で何でもできるかもしれないけど、地方都市では予算もないし、そうもいかないよ?」という目で見られますので、地方都市での実績でしか見てくれない(評価してくれない)と言っても過言ではありません。

僕も東京の制作会社の支社として福岡のほとんどの広告代理店に営業をかけた経験がありますが、そのあたりは正直、面倒臭いと思います。

なので、もっとも移住で仕事の面において大事なのは『自分で東京から案件を持ってこれるか?自分という人によって仕事をもらえているか?』に掛かっています。

移住を考えられている方には、なかなかショッキングな内容が続くかもしれませんが、これが地方都市の現状です。

続きはまた今度書いていきます。

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