頭がいい要領がいいと言われている人とそうでない人の違い

これまでの経験から、頭のいい人要領のいい人は何か指示を出されたとして、指示を忠実にこなす事だけを考えるkのではなく、相手が自分に求めることが何なのか(ニーズであり、イシューとも呼ばれます)を把握します。「この仕事をこなすということは、どういう点を押さえておけば上司から見て“よし”となるのか」という部分です。これができない人とできる人とでは、人生のうえでも大きな差となって現れてくる気がしています。逆にいうと不器用な人はこれができずに、やたらとすべてのことを完璧にこなそうとして徒労に終わることもしばしばあります。

頭がいい人と仕事をして感じたのはまずニーズを把握し、依頼者や上司の立場に立って物事を考えられ、必要なものを取捨選択しつつ、時折客観的に見直すことができる能力があるということです。

学生だと試験問題において、普通の人は設問の回答だけに没頭してしまいいますが、頭の良い人は設問の出題者の意図まで感じ取って、どういう落とし穴を用意しているかまで推測して回答します。だからこそ危険予知能力や察知能力も普通の人より高いのだと思います。

有名な本で、「イシューからはじめよ」というものがありますが、頭が良くなりたい要領が良くなりたいならば絶対に読んだ方が人生が1つレベルが違って見えるのでおすすめです。。

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例えば、お金をたくさん稼ぐために何をしたら良いかを考えるとします。

単純に「お金を稼ぐ」ための方法はたくさんあると思いますが、残業を増やしてでも残業代で稼いだり、夜のお店で働いたり、アルバイトでシフトを多く入れるなど、ただ闇雲に働く人も多いかと思います。

頭のいい人は「最も近道で労力が少ないルート」をまず考える作業から始めます。その稼ぎ方の課題、問題点を洗い出し、一つ一つのリスクや難易度のバランスを考慮し、最適なルートを選択できるので、そうでない人から見ると「なんであいつは楽にお金が稼げてるんだ?」となります。

「楽に稼ぐ方法」=「楽な仕事」ではなく、「楽になるために頭を振り絞って考える」事ができているのだと思います。面倒くさがりな人ほど賢くなるチャンスはあるといえるのかもしれません。

また、要領のいい人は『人のツボ』を押さえることもできるので、「この人はこういうことで喜んでくれる」「こういうことをやってあげると喜ばれる」という『人のツボ』を押さえた行動ができるので出世するのだと思います。それを悪い言い方をすると「ずる賢い」のかもしれませんが、「人が喜ぶ」という行動をしているということは、良い言い方をすると「配慮がある人」なのだと思います。(利益関係にある特定の人ばかり贔屓すると、やはり第三者からは悪い意味で捉えられがちですが。)

IT長者は世の中を便利にするために、知恵を振り絞って世の中の労力を減らすためのサービスを開発し、お金に変えています。

自分も人を思いやって、知恵を絞り、何事も効率化をはかっていける、要領の良い人間でありたいと思います。

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